【サ飯のすゝめ/郡山】福島三大ご当地ラーメン”郡山ブラック”が食べられる「ますや本店」水分が抜けた体内に酒と塩分を急速補充。

サ飯のすゝめ

サウナ好きのもう一つの楽しみと言っていいのがサウナ飯、通称サ飯だ。

サウナでの発汗によって水分、塩分、糖分などのエネルギーが消費され、それらを欲し、味覚が敏感になる。つまり運動後のような状態を疲労なしで擬似的に生み出し、食事を最大限に楽しめるのだ。

本来であれば失ったエネルギーを急激に摂取すると血糖値が上昇し、高血糖などのリスクが高まるが、そんなことは知らない。頭ではわかってても身体が言うことを聞かないのだ。

と言うことで今回は福島県郡山市にお邪魔し、サウナからサ飯を楽しんできたので紹介していこう。

郡山湯処 まねきの湯

本日のサウナは郡山駅から徒歩10分のとこにある「郡山湯処 まねきの湯」。”ニフティ温泉 ユーザー投票 福島県1位”や”アウフグースジャパン3位”を獲得するなど郡山に訪れた際には足を運んでおきたいサウナのひとつだ。

入浴施設以外にも1万冊の漫画やゲームコーナー、キッズコーナーなども充実している。

サウナ内はコの字型の間取りとなっており、15人ほどが収容可能だが、10人がベストだろうと感じる。雛壇ではないため人が動く際は譲り合わなければならなく、入り口付近はかなり温度が下がりやすい。

扉を出てすぐ左が水風呂となっており、導線は完璧。外気浴スペースも十分にあり、満足いく整いができた。

郡山湯処 まねきの湯(福島県郡山市)
郡山湯処 まねきの湯(郡山市)のサウナ情報はサウナイキタイでチェック!郡山湯処 まねきの湯では84度のサウナ、17度の水風呂、ロウリュ、外気浴が楽しめます。サウナ好きユーザの感想・口コミ(1315件)を参考にして郡山湯処 まねきの湯でサウナを楽しもう!写真、地図、料金、アクセス、駐車場情報も充実。

サウナを出て向かった先は

このサウナの難点は駅の裏側にあることだ。施設内の飲食店や、周辺で済ませる人には問題ないがせっかく郡山まで来たのでご当地グルメを食べたい。

10分強かけて駅前まで戻ることを決意。しかし、初めてくる街は歩いているだけで楽しいものだ。

郡山といえば鯉料理やクリームボックス、ラーメンで言えば郡山ブラックが有名だ。血流が良くなったサウナ後の身体に健康フル無視でアルコールを流し入れるのも悪くないが、やはり郡山ブラックが気になる。

ちなみに郡山市は人口あたりのラーメン店舗数が全国トップクラスらしい。

調べると「ますや食堂」が出していた醤油ラーメンが元祖と言われており、そこからさまざまな店舗に派生していったとのこと。そのますや食堂は現在閉店しているが、その味を引き継いだお店が駅前にあるようだ。

ますや本店 駅前店

郡山ブラックを食べるならここ!との情報を見かけたので迷わず入店。普段は並びができているようだが運良く並びなしで入店することができた。

店内は4人掛けのテーブル席が2つとカウンターが10席ほど。小さな店舗だが、回転率は高そうだ。

とにかくサウナで喉が渇いているのでビールは必須。ラーメン以外につまみになりそうなものも頼んでおこうと思い、注文したのがこちら。

▲瓶ビールとおつまみ焼豚

大判のチャーシューが5枚とメンマが少々。これがつまみとして最高で、しっとりジューシーな食感にちょうどいい塩加減だ。ラーメンの中に入っているチャーシューとはまた違った味わいが出来る。

しばらくビールとおつまみ焼豚を楽しんだところでラーメンが着丼。

ますや本店の郡山ブラック

▲「伝」ちぢれ麺

ラーメンは郡山ブラックの「伝」とその味をベースに濃厚な味わいにアレンジされた「新」の2種類がある。(そのほか限定麺がある場合も)

純粋な郡山ブラックを求めてきたので「伝」を注文し、麺はちぢれ麺で。

この心が落ち着くビジュアル。無駄のない洗練された盛り付け。チャーシューが3枚も入っているのが嬉しい誤算。

▲思っているほどちぢれ麺ではないかも…?

スープは真っ黒な見た目とは裏腹にかなりあっさり目。呑んだ後の締めラーメンにもピッタリ。

こういった”心に染みる優しい味”こそご当地ラーメンの醍醐味ではないだろうか。

ブラックラーメンといえば富山ブラックが有名だがこちらの郡山ブラックも負けていない。

富山ブラックはもともと労働者や運動後の塩分補給を意識した味付けのため塩辛さが目立つが(それがいい)、郡山ブラックの口当たりのいい優しい味もかなり好みだ。

今回のサ飯は郡山の「ますや本店」さんで郡山ブラックを。ご馳走様でした。

やはりサ飯は最高だな…

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