群馬県は伊勢崎市。駅からかなり離れた土地に目に留まったつけ麺がある。
「つけ麺・らぁ麺 やまこう」
最近、昆布水つけ麺に憧れを抱いていたがついにその夢を叶える時が来た。
そもそも昆布水つけ麺とは
最近よく耳にするが、昆布水つけ麺とはなんなのか。
麺が昆布水に浸かっているだけなのだが、それによりツルッとした啜り心地やスープの旨みを補ったりと良いことづくしらしい。
なら昆布水に浸かっている方がいいじゃないか!!
その通りなのだ。
食べログ百名店の姉妹店「つけ麺・らぁ麺 やまこう」
おしゃれな外観から期待が高まる。盛り付けのビジュアルが非常に良かったので特製昆布水つけ麺を注文したいと思う。
しかしまあ、なぜこんな立地に昆布水つけ麺があるのだろうか。インスタ映えしそうなつけ麺の盛りと店内。おいしそうなミニ丼もたくさん用意されている。
と思ったら伊勢崎にある焼肉の名店「焼肉 富光」の姉妹店だとか。それなら肉系のミニ丼も頂くべきだ。
プラン変更で。普通の昆布水つけ麺に何か美味しそうなミニ丼で攻めていこう。
店名の焼印が入ったチンゲンサイが特徴的!やまこうの昆布水つけ麺
カフェのように綺麗な内装に見惚れていると7分ほどで着丼。おしぼりから割り箸と何から何までお盆に乗っているのがコンパクトで気持ち良い。
また、昆布水つけ麺初心者にも優しい食べ方までついているではないか。
まずは食べ方の通り麺をそのまま味わってみる。あまりにも綺麗に盛り付けられているので麺を崩すのが勿体無いくらいだ。
ややとろみがかった昆布水、味付けはされていないが昆布の旨みを十分に感じられる。全粒粉麺もつけ麺にしては細めの印象で昆布水をよく纏っている。
トッピングのチンゲンサイは食感よし!ローストポークは初めて食べたが思った以上にしっとりとしている。鶏ハムも鶏ベースのスープにばっちし。
次はスープだ。昆布水を纏った麺をつけるとどのような変化が起きるのか。
ベースは鶏でかなり甘味のあるスープになっている。そばの鳥南蛮のような和風味あふれるスープで温まる。どちらかというとつけ麺というより蕎麦を食べている感覚に近い。
スープの中にも豚バラチャーシュー(薄切りの角煮っぽい)が何枚も入っていた。なにもトッピングしていないのにここまで具沢山なのは嬉しい。
ここで味変。藻塩と柚子胡椒は塩っけが強いのでスープにつけずに、昆布水でいただくとより一層味わい深くなる。柚子胡椒が一番かな。
最後は昆布水にスープを入れて締める。だいぶ緩くなってしまうので、店内にあるレンジでスープを温め直してから入れると良いだろう。
ミニ丼もお忘れなく!
2023年の食べログ百名店に選出されている焼肉 富光の姉妹店ともあり、お肉にも期待してしまう。
食べログに載っていた牛焼肉丼がメニューになかったのでローストポーク丼を注文。
ローストポーク自体はつけ麺のトッピングにもなっているがこのソースが絶品だった。マヨネーズベースのような、それでいてくどくないソース。最後まで正体はわからなかったが、焼肉屋のノウハウがあるのか。
▼姉妹店の焼肉 富光はこちら※予約必須
昆布水つけ麺のデビュー戦となった今回。正直何が正解なのかわからないが、見た目良し味良しアレンジ豊富で楽しめることは間違い無い。
今後も昆布水つけ麺を見つけたら食べてみようかな。
ごちそうさまでした。
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